1月12日河北省新型コロナウィルス対策記者発表会内容要約

1月１２日午後、河北省人民政府ニュース弁公室が新型コロナウィルス対策について記者発表会を開きました。

感染症の最新状況は次のとおりです。

1月１２日0-10時までに，新たに２１人の感染者が報告されました。うち石家庄市から16人（藁城区15人、開発区1人）、邢台市5人、全て南宮市からです。1月2日以来、河北省では地元の感染者が３２６人となっています。石家庄から３０４人、無症状感染者２２９人、邢台から２１人、無症状感染者は５人となっています。

昨日、廊坊市固安県から新たに１人確認されました。

　河北省はコロナの拡大防止について、次の対策を打ち出しました。

一、感染症の防御重点に力を入れ、感染の拡大を極力防ぐこと。

一つ目は廊坊市と固安県が早速緊急事態措置を取りました。固安県は昨日から全員のPCR検査を展開し、全ての住民が自宅滞在７日間を実施しました。廊坊市は本日から全員のPCR検査をスタートします。廊坊市の交通を控え、必要でない限り、基本的に他市へ行くことは禁じます。

二つ目は二回目のPCR検査を開始すること。陽性反応を早く発見して、感染拡大を阻止するために、重点地域においての二回目の検査は既に始まっています。石家庄市は患者の集中する藁城区及び19の中型リスクの有する地域に１０日午後から、２回目の検査を始め、本日から全市の検査を始めます。邢台市は患者のある南宫市で10日より二回目検査を実施し、南宮市以外の19の県等については、本日より二回目検査を開始します。隣接している定州市と辛集市にも同時に二回目を開始します。

三つ目は引き続き厳格な隔離措置を行うこと。石家庄市藁城区は患者の集中する村と周辺地域に分類管理を実施し、患者の最も多く出た三つの村と患者の出た村に集中隔離を、周辺の患者のいない５村には在宅隔離を行います。邢台市全市は南患者に関わる密接者と間接密接者に集中隔離を行い、廊坊市は新たに出た感染者に感染ルートの究明をし、密接者等には隔離とPCR検査を行います。

二、防御措置を強め、感染の流出を防ぐこと。

石家庄市、邢台市、廊坊市の全域をロックダウンを実施し、必要でない限り外出を禁じての封鎖管理をします。3市の中に中高リスク地域に対し、更に厳しい措置を取り、道路、鉄道、バス、航空と水路においての交通手段を控え、重点地域の人員移動による感染拡大を防止します。

三、有力資源を集中し、全力で患者を治療すること。

一つ目は患者を指定病院に集中すること。石家庄市は患者を省胸科病院、石家庄市人民病院に集中し、2400の病床数を確保しています。邢台市は患者を邢台市第二病院に集中して、510の病床数を確保しています。廊坊市の患者は廊坊市第三人民病院にて治療を受けています。

二つ目は一人一案で全力で治療すること。それぞれの患者の病状について、マルチ学科と国、省、市の専門家によるグループで診査すること。重症者に対しては、如何なる代価も惜しまずに、最優秀の医療資源と最先端の技術とリモート診査を合わせて、治療を行うこと。漢方と西洋医を結び合わせ、ファーストタイムに漢方の煎汁を飲んてもらい、漢方の感染防止においての優位性を発揮します。当面の間、患者全体の病状は安定しています。

メディアの皆様：感染症が発生以来、我々は組織の指導を強め、各分野の力を動員し、共同で防御、治療を行い、感染症の蔓延を阻止しようと努めています。多くの党員と幹部が第一線に踏ん張り、多くの民衆の理解、協力、参加、応援をいただき、関係省と市が援助の手を差し伸べて、社会主義大家族の暖かさを感じていました。党中央、国務院の確固たる指導の下で、各級各部門の努力と広い民衆の積極的参与により、我々は必ず感染症を勝ち取り、民衆の生命安全と健康を守ることを確信します。

　ありがとうございました。